山村暮鳥 やまむらぼちょう 1884年生まれ
歓楽の詩
西瓜の詩
キリストに与へる詩
網を投げる
ランプ
としよつた農夫は斯う言つた
穀物の種子
妄語
父上のおん手の詩
無限に
青空に
囈語
雲「序文」
何處へ行くのか
蟋蟀
一日のはじめに於て
人間に与える詩
雲
友におくる詩
野糞先生
風景 純銀もざいく
北原白秋 きたはらはくしゅう 1885年生まれ
落葉松
序詩
接吻
我子の声
月に吠える(序文)
あかんぼ
煙草のめのめ
薔薇二曲
暮春
とんぼの目玉
銀のやんま
月から見た地球
待ちぼうけ
野茨に鳩
この道
月と美童
木下杢太郎 きのしたもくたろう 1885年生まれ
こほろぎ
こぞの冬
玻璃問屋
長崎ぶり
中勘助 なかかんすけ 1885年生まれ
はつ鮎
武者小路実篤 むしゃのこうじさねあつ 1885年生まれ
一個の人間
死
長い廊下
戦争はよくない
矢を射る者
平和
若山牧水 わかやまぼくすい 1885年生まれ
空想と願望
枯野の旅
石川啄木 いしかわたくぼく 1886年生まれ
二人連
家
無題(屋根)
夏の街の恐怖
(げに、かの場末の縁日の夜の
書斎の午後
萩原朔太郎 はぎわらさくたろう 1886年生まれ
黒い風琴
陸橋
猫
憂鬱なる花見
群集の中を求めて歩く
悲しい月夜
地面の底の病気の顔
その手は菓子である
黒い蝙蝠
死なない蛸
閑雅な食慾
帰郷
危険な散歩
こころ
宿醉の朝に
公園の椅子
金魚
緑色の笛
愛燐
郵便局
殺人事件
遺伝
旅上
恋を恋する人
竹
蛙の死
大砲を撃つ
深尾贇之丞 ふかおひろのすけ 1886年生まれ
心よ
私の自叙傅
吉井勇 よしいいさむ 1886年生まれ
ゴンドラの唄
大手拓次 おおてたくじ 1887年生まれ
みづいろの風よ
夜の脣
しなびた船
香水夜話
青い吹雪がふかうとも
魚の祭礼
わらいのひらめき
森のうへの坊さん
川路柳虹 かわじりゅうこう 1888年生まれ
塵塚
暴風のあとの海岸
千家元麿 せんげもとまろ 1888年生まれ
幸福
野球
雁
飯
初めて子供を
小景
深尾須磨子 ふかおすまこ 1888年生まれ
呪詛
相川俊孝 あいかわとしたか 1889年生まれ
この一瞬
福士幸次郎 ふくしこうじろう 1889年生まれ
日の子
一生
鍛冶屋のぽかんさん
この残酷は何処から来る
自分は太陽の子である
三木露風 みきろふう 1889年生まれ
アンコとの対話
接吻の後に
赤蜻蛉
三富朽葉 みとみきゅうよう 1889年生まれ
水のほとりに
メランコリア
室生犀星 むろおさいせい 1889年生まれ
永遠にやって来ない女性
海浜独唱
蛇
ふるさと
秋の終わり
犀川
あきらめのない心
ある街裏にて
小景異情
小さい家庭
佐藤惣之助 さとうそうのすけ 1890年生まれ
路
青い桃をもって
わが家の下婢
大きい田舎の女を
白鳥省吾 しらとりしょうご 1890年生まれ
殺戮の殿堂
日夏耿之介 ひなつこうのすけ 1890年生まれ
うるはしき傀儡なれど
芥川龍之介 あくたがわりゅうのすけ 1892年生まれ
愛の詩集に
尾崎喜八 おざききはち 1892年生まれ
私のかはゆい白頭巾
遠い分身
言葉
田舎のモーツァルト
西条八十 さいじょうやそ 1892年生まれ
強くなつてね
蝶
かなりあ
石卵
ぼくの帽子
佐藤春夫 さとうはるお 1892年生まれ
海辺の恋
海の若者
少年の日
春のをとめ(春望詞)
秋刀魚の歌
英美子 はなぶさよしこ 1892年生まれ
砂塵を浴びながら