黄昏

片仮名の ((リ)) と

平仮名の ((り)) が 似ているやうに

昨日と今日は僕には毎日おんなじだ

 

役立たずな夕方よ

一日を終らせるためにだけ

空は夕焼して 金星がある

 

僕は さがしに行かう

新しい夜を別なかげを

 

三日月よりも 風がいい

 

立原道造

草稿詩篇」所収

1933

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