ほんのしばらくと思つて 錨を下ろしたのに 錨には太いカギがあつた カギは見えない泥にくひこみ もう 離れようとしない
風が出てゐる 帆が鳴つてゐる
杉山平一 「杉山平一詩集」所収 1952
振り返ってみると、自分の人生にもこういうことが幾つかあると、誰もが考えるのではないでしょうか。
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振り返ってみると、自分の人生にもこういうことが幾つかあると、誰もが考えるのではないでしょうか。