晴天

草木の側にいると離れられない
誘われそうだ
小川も唄っている
僕の体はふんわり
浮きそうだ
会話もしたくない
うんうん
とぼんやりしていたい
服装ももうない
裸だ
どんな高貴なものも
この雰囲気にはかなわない
顔も脚もない
いい気持ちだけだ
目は頭上にある
此の日画家のおお方の色彩が駆使された

伊藤茂次
「伊藤茂次詩集 ないしょ」所収
1984

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください